● ウェットウェア終了
前作に続いてハイスピードな展開でついてくのが大変である。普通の作家ならこの内容で五冊くらいは書けそうな詰め込み方で話は展開していく。
主役級と思われるキャラクターでもあっけなく死んでしまったり動作不能となったりで、かつその描写が回想の形でちょっぴりあるだけと言う凄まじさ。
その上各キャラがとても普通ではない表現で思考してくれるためとても感情移入がしにくい!(しだした頃には退場している場合がこれまた多い訳で)
でそんな話が面白いのかと言うと何故だか面白いのである。知らない所に行き当りばったりで行くのが楽しいのと同じような楽しさが一つ。後、回答なしで問題だけはばらまいてくれるので考えるネタには事欠かない。
さていつの日か機械が知性を持ったとき私はおめでとうと言えるだろうか